おまつりBoyと夢みるGirl
第7章 あいたい・・・それだけ
・・・いつの間にか制服のまま眠ってたみたいだ。
「・・・つり・・・・まつり!!」
「・・・・・ぅあっ??」
「ちょっと、変な声出してないで、起きなさい」
んん?
うっすらと目を開けると、エプロン姿のママがベッドの横に座ってた。
「ぅわっ!・・・なにしてんのっ?」
「なにしてんの、ってあんた・・・・ご飯にも手をつけてないから・・・・」
「って、そんなのいいじゃん」
布団をがばっ、と引き寄せる、その手をママがつかんだ。
?
「なに?」