おまつりBoyと夢みるGirl

ぎゅっ、と唇をかんだ私をジョーは黙って見つめてから



「もう、いいや」



一言だけつぶやいて、私の隣を通り過ぎて庭の向こうに姿を消した。



な・・・・なによ・・・・。



別にいいもん。



ジョーはただ・・・・お祭りがすきなだけで。



それに私が参加しようとしないことが気にくわないだけなんだ。



・・・・いいもん。



絶対、いいも~~んっ!



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