アキちゃんと雪だるまくんのお話
アキちゃんと雪だるまくんのお話
しんしんと身体に鳴り響くような音を感じて、アキちゃんは目を覚ましました。
ふかふかの毛布の中からゆっくりと体を起こして、まだ半分閉じている目で周りを見回しましたが、
昨日ベッドに入ったときのままの自分の部屋からは、あの気持ちの良いしんしんと鳴り響くような音を奏でるものがわかりませんでした。
不思議な気持ちのまま暖炉のあるリビングへと行くと、甘いシチューの匂いのするお鍋の前にお母さんが立っていました。
「おはよ」
少し寝ぼけた声でアキちゃんが言うと、振り返ってお母さんが言いました。
「あら、おはよう、アキちゃん。今日はベッドから出てこられたのね。いつもならお母さんが起こしにいくまで毛布にくるまっているのに」
「うん、なんかね、えっと・・・うん」
自分でもどうして起きられたのかわからないアキちゃんは、とりあえず足の届かないイスに座ってシチューとお母さんを待っていました。
ふかふかの毛布の中からゆっくりと体を起こして、まだ半分閉じている目で周りを見回しましたが、
昨日ベッドに入ったときのままの自分の部屋からは、あの気持ちの良いしんしんと鳴り響くような音を奏でるものがわかりませんでした。
不思議な気持ちのまま暖炉のあるリビングへと行くと、甘いシチューの匂いのするお鍋の前にお母さんが立っていました。
「おはよ」
少し寝ぼけた声でアキちゃんが言うと、振り返ってお母さんが言いました。
「あら、おはよう、アキちゃん。今日はベッドから出てこられたのね。いつもならお母さんが起こしにいくまで毛布にくるまっているのに」
「うん、なんかね、えっと・・・うん」
自分でもどうして起きられたのかわからないアキちゃんは、とりあえず足の届かないイスに座ってシチューとお母さんを待っていました。