本気の恋に出逢うまで

「「「「「「乾杯！！」」」」」」




私もみんなと同じようにしてみる。




「じゃ、早速自己紹介しよっか。
僕は中原直哉（ﾅｶﾊﾗﾅｵﾔ）23歳、まだ仕事初めて一年目のぺーぺーです。
今回セッティングしてくれた沙都さんの後輩です。よろしく！」




中原さんは爽やかに挨拶をした。




続いて隣の人に写っていく。




「俺は泉 拓斗（ｲｽﾞﾐﾀｸﾄ）22歳、直哉とは同期だけど違う署にいます。
たくちゃんって呼んでな！」




泉さんは少し軽めの人かな？




髪も少し長めだし、エリートにはあまり見えない。




遊んでそうだな。




私の人間観察は続く。




そして、私の斜め前に座ってる人が話し出す。




「僕は河合春樹（ｶﾜｲﾊﾙｷ）22歳、直哉や拓斗と同期。
拓斗とは同じ職場です。
あんまり女の子慣れしてないんで何話したらいいかわかりませんが今日は頑張りますので一緒に楽しんで下さい。」




ほんと慣れてないのか、それだったら仕事の話し方だよ。




私は一人つっこみを入れた。




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