本気の恋に出逢うまで
「僕が遅れて行くわけにはいかないのわかってたんだよ。
で、終わったの?」




中原さんが優しく聞いてる。




同僚にも優しいんだなぁ。





「あぁ、なんとかな。
ところで、かなりできあがってんの?」




隣に座っている河合さんや泉さんを見ていう。




かなえと泉さん、弥生と河合さん、結構話し込んでてだいぶ仲良くなってる。




そういう、中原さんと美香もいい感じみたい。




席替え必要ないかもな。




私は浮いても構わないけど、今来たこの人はかわいそうだな〜




まっ、遅れて来たのが運のつきかな。




「みんな、だいぶ仲良くなってるみたいですね。」




「ふーん、まぁいいけど。
あんた名前は?」




おつまみを食べながら、彼は聞いてきた。




.
< 31 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop