本気の恋に出逢うまで
「翔、お前酔っぱらってるだろ?
空きっ腹に飲むからだよ。
もう、絡むのやめとけよ。」




泉さんも河合さんも、止めてる。




「お前ら、知らね~からな!
藍原の鬼のようなしごき。
女とは思えんからな。
顔は、女だけどな」




なんかもう、酔っぱらいとか通りこして、こういう奴大嫌いだ。





「いい加減にしたらどうですか?」




とうとう、私はつぶやいてしまった。




だって、これ以上我慢ならなかったんだもん。




でも、アイツは、翔は何が?という顔をしている。




「本人がいないからってよくもそんなひどいことが言えますね。」




私は切れている(?)が、まだ冷静に話しはできた。




だって、こんなみんなが盛り上がってる場で怒鳴り散らすなんて最悪でしょ?




こんな奴だって、沙都姉の後輩だし。




でもね、アイツのこの一言でほんとにブチッと切れた。





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