本気の恋に出逢うまで
「はい、とっても言いにくいです。
でも、仕事ですし、頑張ります。」




小さくガッツポーズをしていた。




また、人が増えてきたので、雑談をやめて、仕事にかかった。




それからはあっという間に終わりの時間になり、深夜組に引き継ぎをして、三人でロッカーで着替えていた。




「沙緒〜、晩ご飯どうする?」




アップにしていた髪を下ろしながら美香が聞いてきた。




「たぶん、お母さんが作ってくれてると思うから帰って食べるよ、美香はどうするの?」




同じようにアップにしていた髪を下ろしながら答えた。




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