本気の恋に出逢うまで
「ご飯は?」




代表して、沙都姉が聞いた。




「食ってきた。
風呂空いてる?」




眠いのか、すぐにお風呂に入るみたい。




「もう、お母さん出たんじゃない?
もう寝るの?」




再度、沙都姉が聞くと、




「うん、眠い。
風呂入ってねる。
美香さん、ゆっくりしていってね!」




「ありがとう、玲くん。」




美香がいるのに気づいていたのか。




玲がリビングを出ると、




「ますます、男前になったね。玲くん!」




目を輝かせながら美香は言った。




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