不思議の国のアリス
不思議の国
「あ!いけない時計が落ちたじゃない!」木の上にいた、ソフィの時計が下に落ちたのだ。



        カシャアンッ・・・・



木から降りたソフィの足音でアリスは「誰?」と言った。

「・・・・バニーガール・・・の・・お姉さん?」

「何よ?この私に何か用?」「この時計・・・」

「それ私の時計。」「どうぞ・・」「どうも有難う。」

「私、堅苦しいの苦手なの。態々丁寧な口調で喋らなくて良いわ。」「あ・・うん」

「・・・宜しく。アリス・レル・サナー」

「どうして私の名前を知っているの?」

「当たり前じゃない。」


「あなたがこの森に入ってから

ずっと見ていたの」
その瞬間、ヒュッ!と風を切る音が聞こえた。

「あ!猫・・・じゃなくて耳猫の女の子!!?」

ソフィが自己紹介してはなしていたのに

アリスは耳も貸さなかった

ソフィはやれやれとため息をついて

木にもどって行った


「猫さーーーーーーーーん!!」

アリスは物凄い速さで走って行ったため

猫にぶつかった




アリスは「あぁっ!!えぇぇっと・・・大丈夫ですか?」と尋ねた。


「はぃぃ・・・お気遣い、有難うございます。」


よかった・・・私、誰も傷つけてない。


内心、ホッとした。
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