Girls Kiss・『小学生のキス』
「アナタのことよ」

そう言って、アタシを指さしてきた。

「えっ、何で!」

「何でって、好きだから。他に理由はないわ」

たっ確かにそうだろうけど…。

「それで、アナタの好きな人って誰?」

ぎゅうっと手を強く握られる。

いっ痛い。これって嫉妬!?

「あっアタシの好きな人は…」

「うん」

「めっ…目の前に」

そしてアタシは彼女を指さした。

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