いじめ
~眞麻~

「あ、実見、葵!おはよ」
私は今日も学校へ行った。
いじめがある事はわかってる。
それを解決しないと・・・。
「・・・??まーみ、あおいー。
聞いてる?????」
?
聞いてないの・・・?
「まぁぁぁぁぁぁみ!!!!!
あおいぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
「うるさいわよ」
・・・。
「あんた、せっかくいじめてあげてるんだから、早く帰りなさいよ」
はぁぁぁぁ???
「はっっ・・・・・
早く帰ってよ!!!」
「!?」
実見まで・・・
何を言うの!!?
「そう・・・だよ・・・
早く帰って・・・
目ざわりなの・・・・・」
そんな・・・・・!!!
私は逃げ出した。
日芽花たちの笑い声をあとにして。


~日芽花~

本当にもう・・・思い通り。
「よくやったわぁ実見、葵。
あんたたち、なかなかの演技力じゃない」
あいつ・・・たぶんもう学校は来ないわね。
てか、来たら実見たちにもっとひどいことやらせるし。
対策はばっちりなのよねー。
「日芽花・・・まあさちゃんに悪いよ・・・」
・・・。
「はぁ?今さら何言ってんのよ葵。
あんたも同じ目に合わすわよ?いいの?」
「・・・嫌・・・です」
「わかればいいの」
ほんとに・・・
何もかもが思い通り。
ふっ・・・・・
「あーっはははははははははははははは!!!!!!!!!!」
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