キミと青空の下で





まぁメール出来るなら、いいかな?って言う自分も生まれてきていた。




でも学校の中じゃ会話をする事もなくて、静かな授業中でも声をかければ女子達からの痛い視線が飛んでくるんだ。




「さすがに毎日はキツいよぉ…」




昼食の時、亜衣と机をくっつけてお弁当を食べる。




隣では女子達に囲まれた隆起くんが、困った顔をして購買で買ってきたコーヒー牛乳を飲んでいる。




亜衣も困ったようにウーンと悩んでいた。




…やっと好きって気づいたのに。




隆起くんの気持ちなんて全然分かんないけどさぁ…




「どうしよう?」




「学校またサボったらどぉ?」




亜衣からの提案に、驚くしかないあたし…だって…。




あんなチャンス二度とないと思ってたのに、まさかもう一度なんて有り得ないでしょ?




…そして次の日。










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