スマイル~君との約束~
「ほんとゴメンね。」



男の人は私に謝ってきた。



「べつに・・・。
なんで、私までひっぱるんですか。」



「あわててて・・・」




はぁ・・・




最悪・・・




「じゃぁ。さようなら」




私はバッグを持って帰ろうとした。




「あ~!まって!」




帰ろうとした私を引き止めた。




「まだなにか?」




「うん。俺さ、病院から抜け出してきたんだ。」




病院?



確かに、この人はパジャマみたいのを着てる。



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