スマイル~君との約束~
「私・・・」












「お願い」












奈々さんの目は私の目を捉えてて、その目線からそらせられなかった。










「祐介・・・・・」













私は祐介のそばに行ってそう呼びかけた。



















私が祐介の名前を言ったとき、祐介の手が動いた。












「桜?」












「祐介っ!?」













呼吸器をつけてるからちょっと、聞こえづらい。でも、祐介が喋ってる。













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