私たちの道標
なにもかも・・・わからないよ!!!!!
「藍?」
「・・・わからない」
「えっ?」
「何が本当で、何が本当じゃないのかなんてっ」
―――下校時間
「藍、5限のときはごめん!!」
「いいよ」
紗希の冷たかった態度が、表情が、目が、全部“優しい”に戻っていれば。
「私が言いたかったのは、LT(ランチタイム)の時の藍が、“友情”以上を求めているみたいで気があるんだって、確信してたから・・・」
「そうかもしれない」
「え?」
「きっと、自分が分からないものがほしかったんだ」
「・・・・・・そっか」
よかった、元に戻ってくれて。
「・・・でも、櫻君は私のだからね!!!」
「・・・はははは」
でもこのとき、櫻君はナイナと思ったのです。恋愛するには。
だって櫻君、紗希に関しては全然らしくないもん。
藍は、くすっ と笑いました。
私は応援するよ、紗希…。
「藍?」
「・・・わからない」
「えっ?」
「何が本当で、何が本当じゃないのかなんてっ」
―――下校時間
「藍、5限のときはごめん!!」
「いいよ」
紗希の冷たかった態度が、表情が、目が、全部“優しい”に戻っていれば。
「私が言いたかったのは、LT(ランチタイム)の時の藍が、“友情”以上を求めているみたいで気があるんだって、確信してたから・・・」
「そうかもしれない」
「え?」
「きっと、自分が分からないものがほしかったんだ」
「・・・・・・そっか」
よかった、元に戻ってくれて。
「・・・でも、櫻君は私のだからね!!!」
「・・・はははは」
でもこのとき、櫻君はナイナと思ったのです。恋愛するには。
だって櫻君、紗希に関しては全然らしくないもん。
藍は、くすっ と笑いました。
私は応援するよ、紗希…。