私たちの道標

「家出てから、ずーっと黙ったまんまだよ?どしたの?」

「えっ」

そんなに!?

「なんか、すんごい怖い顔してるときあったんだけど・・・」

「あ~~」

たぶん、お父さんを殺した人を憎んでいたときだろう。

「あっ!」

「藍ちゃん!紗希ちゃん!」

前には話しかけてくる、櫻君と黙っている或君が見えた。











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