私たちの道標

【或】

――――――学校

「おーい」

「・・・」

「或?」

どうしてだよ。

親父!!

「或っ」

「んぁ!!」

いきなり隣から大きな声が聞こえたので吃驚した。

「やっと戻った」

「なんだよ」

俺は、キレ気味で言った。

けど櫻は、全然怖がっていなかった。






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