私たちの道標
「おもしろいな、あの二人」
「あぁ、なんか中学校生活おもしろくなりそうだな。或」
「あぁ」

――1-4 藍と紗希の席にて。

「さーきー・・・??」(ポキポキ…)
「な、なんでしょう?藍さん?」
「あんなに見てたら変に思われるでしょー!!」
「ご、ごめんなさーい!!」
「そんなに、櫻君に惚れちゃった?」
「うん♪だって、あんなにメガネが似合う人いる!?」


※櫻は、メガネ男子です。


「まぁ、確かに似合ってるけど・・・」『内面がねー』

紗希が合わせて言って来た。

「藍いっつもそればっかだね」
「だって・・・」
「私が、[xx君かっこよくていいよねー][私、告白する!!]って言った時も、[だめだよ!外面だけで選んじゃ!!]とか言ってたもんね」
「だって、そうじゃん!外面よくても、内面わるい人だっているし!!」
「はぁー・・・」
「なによ?」
「だから、12年間彼氏いないんじゃん」
「それは・・・!」
「それに、内面、内面言っときながら、全然内面知ろうとしないじゃん!」
「うっ」

だってテレビとかで、格好よくても詐欺にあわせたり、お金とか騙して取ってく人がいるし・・・。


※サスペンスドラマとかの話です。


あたしは、そういうのが大っきらい。




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