団☆乱ラン
初の告白タイムは
なんだか変な告白だった。
二ノ宮くんはかなりのフェチで──
小顔フェチ。
あたしはかなり、小顔だ……けど。
ふくらはぎフェチ。
何でもこのふくらはぎで挟んで欲しいらしい。
─何を?
毎日考えて………って、
……………。
もしかして………あたしって………おかず…………?
あたしは、自分の考えにブンブン頭を振った。
とにかく、
告白されたものの、二ノ宮くんの突飛な告白には納得出来なくて、なのにあたしは断らなかったんだ。
「よく、考えてみる。」
などと返事していた。
二ノ宮くんは、満面の笑顔で「うん、待ってる。」そう言った。
あたし…………かなり変わってるのかも。
────☆