団☆乱ラン
AM:5時
ピピピピピピピ………
《ダンッ!!》
ベッドの頭上にある、ウンザリする目覚まし時計の音に片手で息の根を止めた。
「ふぅーっ…」
布団の中で体を伸ばしてぐぅ〜っと伸びをする。
「はぁーーっ。今日も頑張りますか?」
「よしっっ!」
気合いを入れて立ち上がりパジャマを制服に着替える。
エプロンを着けて、
「よしっ!完璧!」
トントントン……
コトコト……。
トントントン……
コトコト……。
《ふぁぁ〜ん》
といい匂い。
鍋の味噌汁をお玉で少しすくって味見した。
「んーー。美味しい。」
朝ご飯とお弁当の用意。
いつもと同じ。
いつもと……。
───☆