団☆乱ラン
「「「エーエーッ!?母さん?本気?」」」
「俺、やだな。」
「俺だってヤダ!」
「あたしだって。」
「──あんた達、あたしの言うコトが聞けないっていうんじゃないでしょうね?」
ギロリッ─って、母さんに睨まれて…
「「「ひぃぃぃぃぃッ!!」」」
あたしたちは、縮みあがった。
ご、極道だよ…
自分の母親なのに─
こ、恐いッ!!
「いうことを聞かないって言うんなら、あたしにも考えがあるからね?」
そう言って母さんはにっこり笑った。