月と太陽の事件簿10/争いの樹の下で
luna:はい。本当に
luna:事件のことを?
BOW:詳しく教えて
BOW:あ・げ・る☆
BOW:じゃあ楽しみに
BOW:してるわね♪
BOW:(^з^)-☆Chu!!
――――――――――
「BOWさんが退室しました」というメッセージを見ながら、達郎は首をひねった。
【BOW】と名乗った人物は完全に【luna】が達郎だと確信してるようだ。
でなければああも一方的にしゃべるはずがない。
なにはともあれ、思わぬところから事件の手がかりがつかめそうだ。
しかし事件発生時のことを詳しく知る人物とは?
まさか4人組の誰かが接触してきた?
達郎は唇を尖らせた。
なにか引っかかる物を感じていた。
【BOW】との先ほどのやり取りを思い浮かべる。
「【BOW】か…」
そうつぶやいた時、達郎の脳裏にある人物の名前が浮かんだ。
luna:事件のことを?
BOW:詳しく教えて
BOW:あ・げ・る☆
BOW:じゃあ楽しみに
BOW:してるわね♪
BOW:(^з^)-☆Chu!!
――――――――――
「BOWさんが退室しました」というメッセージを見ながら、達郎は首をひねった。
【BOW】と名乗った人物は完全に【luna】が達郎だと確信してるようだ。
でなければああも一方的にしゃべるはずがない。
なにはともあれ、思わぬところから事件の手がかりがつかめそうだ。
しかし事件発生時のことを詳しく知る人物とは?
まさか4人組の誰かが接触してきた?
達郎は唇を尖らせた。
なにか引っかかる物を感じていた。
【BOW】との先ほどのやり取りを思い浮かべる。
「【BOW】か…」
そうつぶやいた時、達郎の脳裏にある人物の名前が浮かんだ。