月と太陽の事件簿10/争いの樹の下で
達郎はそんな由美を(大げさに言えば)恐ろしく思うと同時に、好ましく思えるようにもなった。
「事件の話はもういいかしら?」
由美はそう言うと大きく伸びをした。
「あたしおなか空いちゃった。おごってくれない?」
由美はそう言って公園の池近くを指した。
そこにはホットドックとクレープのケータリング車が、1台ずつ停まっていた。
達郎は腕時計を見た。
時計の針は昼近くを指していた。
「事件の話はもういいかしら?」
由美はそう言うと大きく伸びをした。
「あたしおなか空いちゃった。おごってくれない?」
由美はそう言って公園の池近くを指した。
そこにはホットドックとクレープのケータリング車が、1台ずつ停まっていた。
達郎は腕時計を見た。
時計の針は昼近くを指していた。