となりの席の上田くん。
それから少しして
お父さんが帰ってきたけど、
やっぱりごきげんだし……
一体なんなんだ!?
絶対絶対おかしいけど、
お父さんもお母さんも
ごきげんということは、
きっと悪いことじゃ
ないんだろうって思うことにした。
そして連れてこられたのは…
庶民の私にもわかるような
高級料亭で。
………まじで!?
私の誕生日ごときで
こんなとこ来ちゃっていいの!?
そう思って慌てる私を
気にもとめず、
お母さんもお父さんも
相変わらずごきげんで
料亭に入っていく。
・