雪待ち恋






「杷琉?何ボーッとしてんの?」


杏に顔を覗き込まれて私は我に返った。




「何でもない!!」

私は自分に言い聞かせるように声を出した。





杏は不思議そうに笑う。









< 26 / 86 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop