電光石火×一騎当千
「それに……」と、タイホウが杯を傾けながら、不意に目を細めてカミナルを眺めた。
「相棒にするなら、恋人には多分しちゃいけない」
どういう意味だろうと首を傾げたコハルに、タイホウは言った。
「本当に一番大切な──自分にとって『守りたい』と思う相手になっちまったら、
それはもう相棒じゃねえ。
おそらく、背中を任せて一緒に仕事をすることはできなくなっちまうだろうからな」
「相棒にするなら、恋人には多分しちゃいけない」
どういう意味だろうと首を傾げたコハルに、タイホウは言った。
「本当に一番大切な──自分にとって『守りたい』と思う相手になっちまったら、
それはもう相棒じゃねえ。
おそらく、背中を任せて一緒に仕事をすることはできなくなっちまうだろうからな」