素直になることの大切さ
バタバタ。



「梅田さん。持ってきましたよ!」

「すまない。ありがとう。」

「はい。どうぞ。」


水を海翔の目の前に差し出すと海翔は水を飲み干した。



「ふぅ。」


一息ついた瞬間、海翔の肩に何かが覆い被さった。



「ボーイに聞いてブランケットもお借りしてきました。」



沙弥はニコッと微笑んだ。


「ありがとう。暖かい。」


海翔は微笑みながらブランケットを握った。

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