素直になることの大切さ
「少しは楽になりました?」


沙弥が心配そうに顔を覗き込む。


「大丈夫だよ。ありがとう。」


ニコッと微笑む海翔。


「よかった。」


ニカッと笑う沙弥。


その時、肩に重みが伝わってきた。


海翔が沙弥の肩に頭を預けたのだ。


「梅田さん?」


「しばらくこのままでいたい。ダメかい?」


「いっ、いえいえ。大丈夫です!」


「ありがとう。」


“うわぁ!めっちゃドキドキする!どうしよ…。”



しばらく身動きが取れない状態で星空を見ていた。
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