素直になることの大切さ
「梅田さん!?大丈夫ですか?」



「うん。お陰様で何とか楽になったよ。ちょっと臭うかな?」


口を押さえ沙弥と少し距離を取る海翔。



「大丈夫ですよ!でも楽になってよかったですね。」

沙弥はニコッと笑う。


「あぁ。ありがとう。」


それを見てホッとする海翔。



「さて…。結構、楽しめたし帰ります。」


「僕も帰る。一緒にロビーまで行こう。」


「はい…。」



返事をした瞬間、海翔は沙弥を抱きしめた。
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