素直になることの大切さ
ピリリリ。


ピッ。


“よかった。僕もその日なら空いてるから、そっちに行くよ。13時に着くように行けばいいかな?”


ピッ。



ピリリ。


“わかりました。すみませんm(__)mお待ちしてます。”




―――トントン。


受信メールを見ていると、ドアをノックする音がした。


海翔は受信メールを閉じて返事した。


「どうぞ。」


「失礼します。」


「…何?何の用?」


眉間に皺を寄せてそっぽを向く海翔。


「まぁ。そう言わずに…。」


ニコニコしながら入ってきたのは、茶髪の女性。


ストレートの髪に、目がパッチリで派手なメイク。


爪はネイルアートを施している。
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