素直になることの大切さ
「気になるのか?あの娘。」


海翔の連れの1人が海翔に声をかける。

髪は茶髪で指にはゴツいリングをしている。

モデル並のルックスだ。



海翔は沙弥と男性を見ていた。


「別に…。」


視線を沙弥達から外しながら答える海翔。


…でも、チラッと沙弥達を見る海翔。


「…気になるんだな。」


「まぁ、隼人。あんまり海翔にちょっかいかけないでいようぜ?」


もう1人の連れが隼人に声をかけた。


黒髪の短髪でほのぼのとした雰囲気。

背も高く隼人に負けず劣らずのルックス。


「何言ってやがる。他の奴に取られるかもしれねぇじゃねぇか。」


「でも、あんまり楽しそうじゃないぜ?」
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