ねえ、愛してる。


翌日、やはり彼は屋上

に居た。

だが彼と話すと彼のペース

に飲まれてしまい無理

だった。

それが1ヶ月続いた

ある日やっと聞くことが

できたのだ。



「彩希ちゃん!」

「あの、聞きたいことが」

「…?」

あたしは単刀直入に聞く

「何故あたしの名前…」

そこまでいった所で彼は












「彩希ちゃんが好き」


そういっていつもの

ように消えた。

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