私の彼氏は天使様!
私と彼は買い物を済ませて次の店に行くために、横断歩道付近にいた。
『真司、信号青になったわよ。』
『ありがとう。』
いい都会の雰囲気が漂っていた。
『いい天気ね。真司。』
…真司?
私は横を見た。
彼の姿は無い。
『真司…何処?』
その時
『人が倒れているわ!』
『誰か救急車!』
『酷い血の量だ…』
『おい!あっちでも事故が起きてるぞ!』
『ママ!怖いよ!』
『大丈夫ですか!?』
『若い男性だぞ!』
若い男性…!!
私は…振り返った。
『真…子…。』
彼は、血だらけで私を見ていた。
『真司ーーー!!!!』
彼は…交通事故に巻き込まれてしまったのだった。

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