私の彼氏は天使様！

私はその後病院の屋上に行って、景色を眺めていた。
『お姉ちゃん…』
真司の妹に話しかけられた。
『…大丈夫？』
『心配しなくても大丈夫よ。』
『あのね、死ぬ前にお兄ちゃんが言ってた。『真子はお前に任せた。』って』
『真司…』
『あ！そうだ！お兄ちゃんから預かっていたんだ！はい。』
妹さんが渡したのは、小さな羽だった。
『お兄ちゃんは、それを僕に例えて生活すれば、君は一人ぼっちじゃないよ。僕は、ずっと君の側にいるよ。って言ってたよ。』
『・・・・。』
『そうよ…彼は私の側にずっといるのよ！死んだってずっと一緒なんだから！』
『お兄ちゃんは…お姉ちゃんの側にずっといるよ。』
そして…葬式典当日が来た。