私の彼氏は天使様!
『ニャー。』
『久しぶりだね、リング。』
リングは嬉しそうに彼の肩に乗った。
『さすがだねリング。真子に教えてもらったのかい?』
『ううん、私は教えていないわ。リングが自分で覚えたのよ。』
『さすがは真子の飼い猫リングだ。』
『ニャン♪』
彼に褒められて嬉しいのか、バク転をした。
次のページは観覧車での写真だ。二人で仲良く写っている。
『なんか照れるわ。』
『何で?』
『こんなに寄って写っているからちょっとね』
『その気持ち、僕にも分かるよ。』
いつのまにか、二人はくっつきながらアルバムを見ていた。
『あの時は楽しかったなぁ』
『そうね。』
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