素直にカエル2 ~先生と夏休み~


約5分後


なんとかおさまった先生の笑い…

でも、何に笑ってたのかさっぱりわからない…

まだニヤニヤする先生の隣に座る


「先生…どうしたの?なんかあったの?」


「いやぁ…すっげえモノもらったよ」


先生はそう言って白い紙袋を持ち上げた…


「何?お菓子でしょ?スキなやつだったの?」


「ん~?お菓子なんかよりもすごいんだって!」


そう言って、先生は私を抱き寄せた…

突然の行動にドキドキ…


せっかくおさまってたのに…


また忙しく働きだす私の心臓…


< 106 / 267 >

この作品をシェア

pagetop