素直にカエル2 ~先生と夏休み~


「な…なんで?」

「なんで?じゃなくて…」

先生は、ずんずん私に向かって歩いてきた…

「はい!捕獲!」


そう言って、私の腕をつかんだ…


「ちょ…ちょっと!」

先生は私の言葉なんかまったく無視…

「はい、木村さん、山中さん、さようなら~」


そう言って、私の腕をつかんだまま走りだした…


『い…一体なんなの!?』


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