天国の窓
「いいえ、
どういたしまして、
もっと色んな
風景を送るから、
待っててね。」
「うんっ。
ありがとう。
それとね…。」
「えっ、何だい?」
「私、昨日まで、
凄く具合が悪くて
元気がなかったんだ。
でもね、
夢を見たの、
綺麗なお花畑にいて
遊んでるんだ。
そこにね、
おねえちゃんが来て、
早く“魔法の窓”に
入らないと
帰れなくなるって言うから、
入ったんだけど、
そしたら
目が覚めてね。
具合が悪いのも
治ってて、
すごく元気に
なってたんだよ。」
貴也は、
女の子の
夢の中に出てきた人が、
優子である事を
察しました。
「そっか、
元気になって良かったね。」
「うん、それでね、
おねえちゃん、言ってたよ。」
「えっ?」
「“魔法の窓“の
お兄ちゃんに、
”体に気を付けて“
って言ってね、
だって。」
貴也は、驚きのあまり、
一瞬、
動きが止まりました。
どういたしまして、
もっと色んな
風景を送るから、
待っててね。」
「うんっ。
ありがとう。
それとね…。」
「えっ、何だい?」
「私、昨日まで、
凄く具合が悪くて
元気がなかったんだ。
でもね、
夢を見たの、
綺麗なお花畑にいて
遊んでるんだ。
そこにね、
おねえちゃんが来て、
早く“魔法の窓”に
入らないと
帰れなくなるって言うから、
入ったんだけど、
そしたら
目が覚めてね。
具合が悪いのも
治ってて、
すごく元気に
なってたんだよ。」
貴也は、
女の子の
夢の中に出てきた人が、
優子である事を
察しました。
「そっか、
元気になって良かったね。」
「うん、それでね、
おねえちゃん、言ってたよ。」
「えっ?」
「“魔法の窓“の
お兄ちゃんに、
”体に気を付けて“
って言ってね、
だって。」
貴也は、驚きのあまり、
一瞬、
動きが止まりました。