100%アイシテル。
さっさと着替えて、扉を開けると飴玉をくわえている瑛がいた。

「あ~あ」

「ほら、行くよ」

「ん~」

瑛の腕を引っ張って、外に出た。今日もいい天気だぁ。

「今日はチャリ」

「珍しいね」

瑛のうしろに乗って、学校に向かった。

バッグの中からチョコを取り出した。瑛の好きな甘いものはチョコと飴玉。

だから私はよくバッグにチョコを入れている。

「あげる」

瑛の口の中にチョコを入れてあげた。
瑛は嬉しそうに食べてポケットの中からイチゴの飴玉を取り出して私にくれた。

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