【完】晴 時々 雨



結局

わたしはそれ以上聞く勇気もなくて



無言のまま

わたし達はバスに揺られていた



バスの窓から外の景色を見ていた

その時だった






うそ…



わたしは

目を疑った






視線の先には

肩を寄せ合うようにして歩く

谷君と

サツキちゃんが

いたんだ


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