教師×教師



「一緒に住んでもいい?」

「いいけど、今すぐは無理。その前に沙夏には知って欲しい事があるんだ。でも今は言えない。言う時が来たら絶対言うから。」

「ぅん…」

「ごめんな。」

知って欲しい事って何だろう…
凄く深刻なことかなぁ。

「だったら、ここに居てもする事無いから下に行こっか。」

「あぁ。」


本当は荷物まとめたかった。
でも、今は一緒に住めないなら、仕方ない。


「沙夏、俊クン、お祖母ちゃんの所に報告に行っておいで。待ってたみたいだから。」

「うん。」



お母さんからそういわれ、リビングの向かえにある和室に行った。


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