「さようなら。」は桜いろ
第二章 4月7日
翌朝、早紀は起床し、学校へ行く準備をするべく、早紀は洗面所へ向かう。
母親はすでに仕事へ出掛けている為居なかった。
早紀がリビングのテーブルへ目をやると、一枚のメモがあった。
(せっかくの入学式だったのに、行けなくてごめんね。お弁当代置いておくから。)
走り書きの汚い字だった。
早紀は欠伸をしながら洗面所へ向かった。
準備がある程度終わった頃、家のチャイムが鳴った。
ドアを開けるとそこには絵美が居た。
「おはよー。あれ、まだ着替えてないの!?遅刻しちゃうよ!」
と早紀を捲し立てた。
「え、遅刻?まだ大丈夫だよ。20分は余裕あるよ。」
と早紀が言うと
「今日から当番始まってるからウチらからじゃん!昨日決めてたの、覚えてないの?」
と絵美はまたも捲し立てる。
母親はすでに仕事へ出掛けている為居なかった。
早紀がリビングのテーブルへ目をやると、一枚のメモがあった。
(せっかくの入学式だったのに、行けなくてごめんね。お弁当代置いておくから。)
走り書きの汚い字だった。
早紀は欠伸をしながら洗面所へ向かった。
準備がある程度終わった頃、家のチャイムが鳴った。
ドアを開けるとそこには絵美が居た。
「おはよー。あれ、まだ着替えてないの!?遅刻しちゃうよ!」
と早紀を捲し立てた。
「え、遅刻?まだ大丈夫だよ。20分は余裕あるよ。」
と早紀が言うと
「今日から当番始まってるからウチらからじゃん!昨日決めてたの、覚えてないの?」
と絵美はまたも捲し立てる。