バツイチの恋


「え!?じゃ二人は両想いやないの」

松山さんが嬉しそうに
喜んでる


「子供達も先生のこと好きって言ってるし何にも問題ないやない」



稲葉先生がこっちを見た
目が合ってドキッとする


「佐伯さん…まさかここで逢えるとは思ってなくて…それにここで今こんなことを言うのも何なんですが…僕とお付き合いして頂けませんか?出来れば航太くんと優太くんのお父さんになれたらと…」


稲葉先生の突然の言葉に驚きすぎて何も言えない私


「菜穂ちゃん返事は?」

「菜穂返事は?」

松山さんと香織がニヤニヤしながらこっちを見てる


「…はい…宜しくお願いします」

「うわっヤッター!」

香織が喜んでる

「菜穂ちゃん良かったね」

にこにこ顔の松山さん

「稲葉さん 菜穂さん 何かすごいことになったけど二人ともおめでとう!香織ビール持ってきて。乾杯しよう!」


「私は車やから…」

「じゃ菜穂と私はお茶で」





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