永遠の片想い
お気に入りのミュールを履きながら、ママにそう言うと、リビングから大きな声が響く。
「いつも言ってるけど、女の子なんだから、気をつけてよ!」
「はーい」
ママの声に返事をし、私は外に出た。
「ごめんね、お待たせ」
昨日ぶりに会う、シュンくん。
整った顔から覗く瞳は、相変わらず優しかった。
「あー、まじ怖ぇ」
と、私を単車に乗せる事を、嫌がる。
「私、歩いて行ってもいいよ。シュンくんと一緒なら」
笑って言うと、シュンくんが頭を抱える。
「その顔は、反則でしょ」
そう言って差し出された愛しい手に、私も自分の右手を重ねた。
好きだなぁって、素直にそう思ったんだ。
「いつも言ってるけど、女の子なんだから、気をつけてよ!」
「はーい」
ママの声に返事をし、私は外に出た。
「ごめんね、お待たせ」
昨日ぶりに会う、シュンくん。
整った顔から覗く瞳は、相変わらず優しかった。
「あー、まじ怖ぇ」
と、私を単車に乗せる事を、嫌がる。
「私、歩いて行ってもいいよ。シュンくんと一緒なら」
笑って言うと、シュンくんが頭を抱える。
「その顔は、反則でしょ」
そう言って差し出された愛しい手に、私も自分の右手を重ねた。
好きだなぁって、素直にそう思ったんだ。