永遠の片想い
「そっか」
背を向けた私に、アツシが声をかける。
「絵里奈さん!」
「ん?」
振り返ると、アツシは呟くように苦しく言葉を発した。
「絵里奈さん、すいません」
そう言い残し、部屋に入って行ったアツシ。
「意味わかんないよ…」
何を謝られたのか、わからないまま。
アツシの後ろめたそうな顔だけが、頭から離れなかった。
廊下の窓から見える雪景色を眺めると、何だかやけに切なさが増す。
ミサキちゃんは、一体何を考えてるのか。
アツシからの、あの謝罪は何なのか。
もう考える事すら、めんどくさかった。
部屋に戻り、シュンくんの背中に寄り添う。
背を向けた私に、アツシが声をかける。
「絵里奈さん!」
「ん?」
振り返ると、アツシは呟くように苦しく言葉を発した。
「絵里奈さん、すいません」
そう言い残し、部屋に入って行ったアツシ。
「意味わかんないよ…」
何を謝られたのか、わからないまま。
アツシの後ろめたそうな顔だけが、頭から離れなかった。
廊下の窓から見える雪景色を眺めると、何だかやけに切なさが増す。
ミサキちゃんは、一体何を考えてるのか。
アツシからの、あの謝罪は何なのか。
もう考える事すら、めんどくさかった。
部屋に戻り、シュンくんの背中に寄り添う。