永遠の片想い

流れ星に誓い

昼過ぎ、二人でカラオケを抜け出した私達は、お互い一度家に帰った。

家に着いた私は、お風呂に入ったりと、準備を急ぐ。


待ち合わせた場所に向かう時、去年のクリスマスを思い出したりした。

隣にはシュンくんが居て、沢山の優しさをもらって。



前より、ずっとずっと好きだよ。

ねぇ、シュンくん。

伝わってる?



「ごめんね、遅くなっちゃった」

「大丈夫だよ、俺もさっき来た所」


そう言って笑うシュンくんは、やっぱり優しくて。

何だか、こっちまで優しい気持ちになれる。


「とりあえず、ツリー見に行こうか」


去年は、何を願えばいいかわからなかったけど。

今年はシュンくんの事ばかりだ。
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