永遠の片想い
「絵里奈さん…」
「ミサキちゃんは、やめときな」
「絵里奈さん…っ、本当にすいません…っ」
そう言って俯き涙を流すアツシを、慰めるかわりに頭を撫でた。
こんな事になるなんて、予想もしてなくて。
シュンくんとは、ずっと一緒だと思ってた。
幼いなりに、将来も考えてたし、そんな話も沢山した。
想い合えるまでに、沢山の月日を過ごしてきたのに。
崩れてしまうのは、ほんの一瞬なんだね。
私達が過ごした時間は、何だったんだろうか。
考える程に、悔しくて。
だけど泣けないでいるのは、まだシュンくんを信じてたい自分がいるから。
目を逸らしてるわけじゃなくて、まだこの目で確かめてないからだろう。
「ミサキちゃんは、やめときな」
「絵里奈さん…っ、本当にすいません…っ」
そう言って俯き涙を流すアツシを、慰めるかわりに頭を撫でた。
こんな事になるなんて、予想もしてなくて。
シュンくんとは、ずっと一緒だと思ってた。
幼いなりに、将来も考えてたし、そんな話も沢山した。
想い合えるまでに、沢山の月日を過ごしてきたのに。
崩れてしまうのは、ほんの一瞬なんだね。
私達が過ごした時間は、何だったんだろうか。
考える程に、悔しくて。
だけど泣けないでいるのは、まだシュンくんを信じてたい自分がいるから。
目を逸らしてるわけじゃなくて、まだこの目で確かめてないからだろう。