永遠の片想い
「絵里ちゃん?」


その声に顔をあげると、買い物帰りのママが立っていた。

泣いている私に、ママは驚いた顔をみせる。


「あら、ヤダ。どうしたの?」


駆け寄ろうとした時、シュンくんの存在に気が付いた。


「ご無沙汰してます」

「ケンカでもしちゃったの?」


困ったように笑うママに、シュンくんは深々と頭を下げた。


「こんな所で騒いでないで、家に入りなさい。お茶いれてあげるから」


結局ママに連れられて、私達は家に入った。


「ゆっくり話しなさいね」


ママは泣き続ける私にタオルを渡し、部屋を後にする。

ベットの前に座り込み、顔を埋め泣き続ける私は、シュンくんにどう映ってるの?
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