永遠の片想い
あんな形で傷付けちゃったから、誰かを好きになる事に臆病になってしまったんじゃないかって、ずっと心配だった。
だからアツシからの報告に、私は心底安心したんだ。
『絵里奈さんは?佳祐先輩とどうなってんすか』
「どうって言われてもねぇ」
そう言って、佳祐の方に視線を映す。
「いただき」
と、彼は私のモンブランを、頬張った。
「超ーうめぇんだけど」
「ちょっと、私のモンブラン!」
騒ぐ私に、みんなが笑う。
『アハハ』
電話の向こう側で、ケラケラ笑うアツシの顔も想像出来る。
「笑い過ぎだし!」
こんな風にみんなで笑って過ごせるのも、あと残りわずか。
だからアツシからの報告に、私は心底安心したんだ。
『絵里奈さんは?佳祐先輩とどうなってんすか』
「どうって言われてもねぇ」
そう言って、佳祐の方に視線を映す。
「いただき」
と、彼は私のモンブランを、頬張った。
「超ーうめぇんだけど」
「ちょっと、私のモンブラン!」
騒ぐ私に、みんなが笑う。
『アハハ』
電話の向こう側で、ケラケラ笑うアツシの顔も想像出来る。
「笑い過ぎだし!」
こんな風にみんなで笑って過ごせるのも、あと残りわずか。