永遠の片想い
夢心地のまま玄関をあけリビングに行くと、ママが帰って来ていた。
「おかえりー」
「あれ、ただいま。ママ帰ってたんだ」
「たまには絵里ちゃんの顔見てから寝たいのよ」
そう言ってクスっと笑うママは、娘の私から見てもキレイだなぁと思う程。
「そっか。でも私、今日はお風呂入ったら寝るよ」
「えー、冷たいのね」
ママの声を聞き流しながら部屋に向かった。
部屋に入るなり、私は握りしめていた手の平を開く。
そこには、佳祐がくれたホワイトシルバーのシンプルなリングが光っていた。
「夢じゃないんだ…」
そして彼が小指にしていたそのリングは、私の薬指にピッタリだったんだ。
「おかえりー」
「あれ、ただいま。ママ帰ってたんだ」
「たまには絵里ちゃんの顔見てから寝たいのよ」
そう言ってクスっと笑うママは、娘の私から見てもキレイだなぁと思う程。
「そっか。でも私、今日はお風呂入ったら寝るよ」
「えー、冷たいのね」
ママの声を聞き流しながら部屋に向かった。
部屋に入るなり、私は握りしめていた手の平を開く。
そこには、佳祐がくれたホワイトシルバーのシンプルなリングが光っていた。
「夢じゃないんだ…」
そして彼が小指にしていたそのリングは、私の薬指にピッタリだったんだ。